社会福祉法人
宏志会
田植えの思い出
小さい頃この時期になると田んぼの方からケロケロとカエルがなきはじめます。田んぼを耕すトラクターの音とカエルの鳴き声、用水路を流れる水の音が思いだされます。小さい箱苗にぎっしりと生えた小さな苗。枯れない様にとお天気を眺めながら水やりをしました。水をたっぷりあげると、水玉をはじく若々しい苗、そこにちょこんととび乗るアマガエル。
代掻きがあちこちで始まり、カエルの大合唱と、ぱらぱらと降る雨。
そしてあちらこちらで田植えが始まり、軽トラックに積まれた箱苗が機械によって規則正しくきれいに植えられていく。まるで定規でひいたようにまっすぐに植えられていく早苗。
まだよわよわしく少し風がふくと水の中にかくれ見えなくなる小さな苗も一日一日大きくなり少しづつ大きくなっていく。
すこしづつ成長していく苗にやがて来る暑い夏が待ち遠しく感じられます。
無事に田植えが終了したことと、稲の豊作を願って、田んぼの神様に感謝して、温泉に行ったりおいしいものをたべたりするさなぼり。
うなぎでも食べようか?祖母の一声にワクワクした田植えの思い出でした。
今年もお米がたくさんとれるいいなと思います。